サーボプレス

サーボプレスとは

サーボプレスは、圧入、カシメ、リベット、クリンチングなどの接合工程に使用される接合システムです。自動生産ラインのみならず、手作業のワークステーションにも適用できます。
このシステムは、自動車分野の新エネルギー車(NEV)、エンジン/トランスミッションアセンブリ、ステアリング、シャーシ、ブレーキ、インジェクションポンプ、エアバッグ、ウインドスクリーンワイパーなどの各種電気モーターのアプリケーション向けに頻繁に使用されています。このほか、医療機器、電子機器、家電製品、電動工具なども応用分野として重要視されています。

サーボプレスなどの接合システムは、通常「接合スピンドル」とも呼ばれる接合モジュールと、サーボドライブ、荷重・変位計測装置で構成されています。品質保証のために、工程監視システムとして使用されています。荷重センサと変位センサを基に、接合・圧入工程の荷重・変位量の特性(XY特性)を評価し、記録します。 

また、工程監視だけではなく、リアルタイムで工程を制御することも可能です。荷重停止・荷重制御、勾配や変曲点の検出や、位置信号に基づく接合などの機能も標準で利用できます。

油圧式や空圧式の接合システムと比較した場合の電動サーボプレスシステムの利点

従来の油圧式システムや空圧式システムに代わり、ますます多くの電動サーボプレスシステムが使用されるようになっています。
電動サーボプレスシステムを選択することで、エネルギー消費量の低減、正確な制御と柔軟性、およびTCO(総所有コスト)の削減を実現できます。

電動サーボプレスシステムには以下の利点があります。

  • エネルギーバランスの改善により、他の技術と比較して最大90%の二酸化炭素(CO2)削減効果が得られるため、地球温暖化防止に大きく貢献*
  • 製造工程監視による確実な作業で製品品質を向上
  • 無駄を省いて運用コストを削減し、プラントの生産性を向上

電動サーボプレスシステムが使用される主な業界

  • 自動車・部品サプライヤー業界
  • 医療機器業界
  • 電子機器業界
  • 家電業界
  • 電動工具業界

* ドイツ・カッセル大学(University of Kassel)の研究結果(2012年)

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