車両開発を進化させるjBEAM DurabilityとjBEAM Powertrain

未来の開発プロセスは、データによって進化することでしょう。これは、とりわけ自動車業界に当てはまります。テストスタンドでも路上試験でも、測定データを最大限に活用できるよう、キスラーではさまざまな段階でお客様にソフトウェアを提供しています。特殊バージョンのjBEAMは、開発作業における効率と連続性を確保します。

センサからクラウドまでの高性能な特定用途向け測定技術。これが21世紀に向けたキスラーのビジョンであり、キスラーではこのビジョンを時間の経過とともに充実させています。現在の測定システムの多くは、センサをベースとしています。しかし、デジタル化が進むにつれて、少しずつ重点はソフトウェアに移っていくでしょう。もちろん、今後ともセンサや測定機器は必要であり続けるでしょう。しかし、測定データや、システムの状態、校正、設定などに関するその他のデータの可用性が焦点となっていくでしょう。最優先課題となるのは、可視化と評価、さらには試験ビッグデータとデータマイニング(すなわち長期間にわたる大量のデータの自動化された包括的な解析)でしょう。

モジュール構造、オープン設計、拡張範囲

最大限の組み合わせ可能性を目指して設計された、モジュール式ソフトウェアコンセプト。これこそ、キスラーの基本です。これにより、顧客は各自の用途、各自のプロセス、各自の特定のインフラを正確に踏まえた適切なソリューションを入手できるようになります。分野特有・業界特有のパッケージおよびプログラム機能を実現できるよう、経験豊富なエンジニアがお手伝いいたします。オープンなインタフェース志向のソフトウェアアーキテクチャを用いることで、特定のデバイス・産業・用途のためのルーチンを組み合わせ、高い成果を挙げられるようになります。連続的で体系的な処理と管理により、網羅的な評価のための有効なデータが常時利用可能になるからです。

測定データを評価 – 無制限に

開発プロセスからの試験データを評価するためのソリューションの心臓部となるのは、キスラーのjBEAMです。プラットフォームに依存しないこのアプリケーションでは、多種多様なデータフォーマットの処理が可能です。多くの可視化および評価オプションが備わり、プロセスステップとレポートの生成が自動化されます。明確に定義されたインタフェースを用いて、jBEAMを既存のソフトウェアランドスケープに容易に埋め込むことができます。個別のテストランを最大限に効率よく評価できるよう、評価方法はフレキシブルに設定可能です。特殊な分野の用途向けに、キスラーでは特別バージョンのjBEAMも提供しています。ですから、ご自分の作業にちょうど必要なソフトウェア機能を手に入れることができます。

jBEAM Durability:耐久性試験向けに特別設計

耐久性は、車両開発の高度な専門領域の一つです。jBEAMのDurabilityバージョンの各機能は、細部までこの分野の特定のニーズに応えられるように設計されています。コンポーネントとシステムが耐久性の要件を満たしていることを確認するための試運転やリリースを実施する場合は、関連する負荷データについて、信頼性と効率に優れた解析と評価を行う必要があります。jBEAM Durabilityには、「損傷累積」、「総合ビュー」、「拡張雨水フロー解析」、「スパイク検出」、「補正」などのモジュールが含まれています。こうした多種多様な装置により、テストスタンドでも、路上試験でも、規制機関への対応においても、開発エンジニアは効率的なプロセスによる成功という利点を手にすることができます。

jBEAM Powertrain:詳細なパワートレイン解析

jBEAM Powertrainは自動車メーカーと自動車サプライヤー向けに設計されたソフトウェアソリューションで、従来型、ハイブリッド、および電気自動車のパワートレインの最適化を目的とした、網羅的なデータ解析の鍵となります。jBEAM Powertrainが本当に潜在的な可能性をフルに発揮するのは、キスラーの新しいパワートレイン解析システムであるKiBox2と組み合わせて使用した場合です。調整されたハードウェアとソフトウェアに加え、駆動系の演算のための専用機能とアルゴリズムにより、開発エンジニアの負担が軽減されます。直観的な操作と、多くのオートメーション機能も、優れた特徴です。最後になりましたが、キスラーの測定技術チームとソフトウェアのエキスパートは、いくらでも必要なだけ詳細に実用的なアドバイスをご提供するため、常時スタンバイしております。

 

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