新しいSF-Motionの主要な特徴 – 概要:
- コンパクトなセンサヘッド、軽量、モータースポーツ向けに最適化
- 簡単に取り付け可能、スピーディな試運転、効率的な使用が可能
- 加速度やカーブ半径などの追加の主要パラメータの測定可能
- 速度、距離、スリップ角を高精度で測定
- 少ない信号遅延(6ms)
- 進行方向の自動検知
- すべての計測値を車両の希望するポイント(重心やリアアクスルなど)に変換
- センサと表面間の取り付け距離(スプレーガードを除く):180±50mm
貴重な追加データをもたらす組み込み型のセンサ技術
加速度計と角速度センサが組み込まれているため、走行試験で追加の主要パラメータを計測することができます。データを迅速に収集できるだけでなく、統合型運動アルゴリズムにより、横方向加速度やカーブ半径などの追加の測定量に関するデータが得られます。こうして、1つのセンサだけで車両ダイナミクスを網羅的に把握できるため、いっそう効率的に標準試験を実施することができます。もう1つの利点として、すべての測定量を車両の希望するポイント(重心やリアアクスルなど)に変換することができます。
デジタル測定チェーンによる効率的な利用
最先端のデジタル・トランスデューサ・インタフェース(DTI)技術により、試験運転とデータの評価をスピーディに行うことができます。センサとDTIロガーは1本のケーブルだけで接続され、これを通じて信号と電源が供給されます。評価はEthernet接続を通じて、KiCenter PCソフトウェアで処理されます。さらに、センサの取り付け位置、校正値や他の物理的変数が自動的に検出され、再設定も快適に行えます。
最高の水準に適合する最先端の測定技術
キスラーの赤外線ベースのCorrevit SF-Motionセンサは、最新の光電子工学コンポーネントと先進の(DSPとFPGAをベースにした)信号取得を駆使し、傑出した性能水準を達成しています。500Hzの測定周波数により、最高400km/hの速度で非常にダイナミックな運転挙動であっても、高品質なデータを確実に取得できます。新しいSF-Motion(2059A)には、3種類の長さのケーブル(2m、5m、10m)が用意されており、最高速度400km/hまたは250km/hの評価エレクトロニクスが搭載されます。